|
ライセンス販売用のパッケージ
|
|
Shareを検知している画面
|
イーディーコントライブは、P2Pファイル共有ソフト「Winny」や「Share」がインストールされているPCでは復号できない暗号化ファイルを作成するソフト「Safety Disclosure Find Winny」を23日に発売する。対応OSはWindows XP/2000。ダウンロード版のみで、1ライセンスあたり4,200円。無償で15日間利用可能な体験版も用意する。
Safety Disclosure Find Winnyは、自己復号形式の暗号化ファイルを作成するソフトウェア。ファイルの復号処理の際にPCのHDDをスキャンし、WinnyやShareが存在する場合には復号プログラムの起動を停止するのが特徴だ。これにより、データ移送先におけるセキュリティを確保できる。検知可能なプログラムは、亜種を含めてWinnyが81種、Shareが3種。暗号化アルゴリズムは、128ビットのRC4をサポートする。
同ソフトは、企業向けにボリュームライセンスで受注生産するソフトとして3月22日に発表されたが、Shareの検知に対応するため製品化が遅れていた。その後、個人ユーザーの問い合わせが多かったことから、1ライセンスから購入できるライセンス版と、無償の体験版を用意したという。10ライセンス以上は、同社代理店を通じて販売している。
|
データ移送先におけるセキュリティを確保して、ファイルの受け渡しが行なえるという
|
関連情報
■URL
イーディーコントライブ
http://www.ed-contrive.co.jp/
体験版ダウンロードページ(23日公開)
http://www.ed-contrive.co.jp/download/fw.html
■関連記事
・ Winnyマシンでは復号不可、イーディーコントライブが暗号化ソフト販売(2006/03/22)
・ 「Winnyの入ったマシンでは復号させない」データ暗号化USBメモリ(2006/03/28)
( 増田 覚 )
2006/06/22 17:24
- ページの先頭へ-
|