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シマンテック、オンライン取引上の未知の脅威を検知するソフト |
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シマンテックは27日、インターネット上における取引・決済を対象にした個人向けセキュリティ対策ソフト「Norton Confidential（ノートン・コンフィデンシャル）」を発表した。発売は2006年秋で、ベータプログラムが夏に公開される予定だ。価格は未定、WindowsとMac OSをサポートする。 Norton Confidentialは、詐欺を目的としたWebサイトや悪意のあるプログラムを検知するセキュリティ対策ソフト。オンラインバンキングやショッピングを行なったり、パスワードや口座番号などの個人情報を送信するユーザーを保護する。既知の脅威を防ぐ定義ファイルに加え、未知の脅威を防ぐヒューリスティクスキャンを併用しているため、発生してから間もない脅威に対策できるのが特徴だ。 詐欺サイト対策では、ユーザーが閲覧しているWebページのURLやコンテンツ、レイアウトなどを分析して、Webページの安全性を判定する。既知の詐欺サイトだけでなく、開設されたばかりで定義ファイルに登録されていない詐欺サイトの検知も可能だ。 詐欺サイトの開設者はセキュリティ対策ソフトによる検出を避けるため、数日間でサイトを閉鎖して新たなサイトに移行することが多い。そのため、詐欺サイトの情報を登録して対応する定義ファイルでは、これらの詐欺サイトを検知することが難しかった。 また、悪意のあるプログラムに対しても、既知・未知を問わずに検知することができる。主にキーロガーや画面キャプチャを実行するトロイの木馬などのアプリケーションを検知する。定義ファイルで検知した既知のプログラムについては、自動的に駆除する。 このほかシマンテックでは、個人ユーザーをオンライン詐欺から守ることを目的としたサイト「TransactSafely」を27日に開設。オンライン脅威を平易な言葉で説明するほか、インターネットを安全に利用するためのヒントを紹介する。 関連情報 ■URL シマンテック http://www.symantec.com/ja/jp/ ■関連記事 ・ シマンテック、個人向けセキュリティサービス「Norton 360」の戦略（2006/06/27）
（ 増田 覚 ）
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