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BIGLOBEの新ブランドロゴ
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NECは3日、ISP事業「BIGLOBE」を運営する新会社「NECビッグローブ」を7月3日付で設立したと発表した。
NECビッグローブは、NECのBIGLOBE事業部門が分社型新設分割によって独立した新会社。IPベースの次世代ネットワーク「NGN」を中核としたNEC全社の成長戦略の中でBIGLOBEは重要な事業と位置付けられており、Web 2.0などインターネットの新たな潮流の中で今後も魅力的なサービスやソリューションを提供していくとしている。
新会社の年間売上高は約600億円で、従業員は約500人。7月3日設立時の資本金は40億円で、7月下旬に予定する住友商事、大和証券グループ、三井住友銀行、電通、博報堂の第三者割当増資で104億円となる予定。持株比率はNECが78%、住友商事が7%、大和証券グループと三井住友銀行が5%、電通と博報堂が2.5%。
代表取締役執行役員社長は、当初NECの片山徹執行役員専務が就任予定だったが、片山氏がNECフィールディングの代表取締役執行役員社長に就任したことから、NECの鈴木俊一取締役執行役員専務が就任することとなった。代表取締役執行役員専務はBIGLOBE事業本部長の佐久間洋氏で当初の予定から変更はない。
新会社設立に合わせてブランドロゴやサイトデザインも一新された。新たなロゴは「水の惑星」をモチーフとし、BIGLOBEの基盤を「確固たるコアを持つ地球」、サービスを「自由に変化する水」をイメージ。信頼性と柔軟性を同時に表現し、2つの目で「インターネットの未来を見つめている」という。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.biglobe.co.jp/press/2006/0703a.html
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( 甲斐祐樹 )
2006/07/03 13:20
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