オランダOneStat.comは9日(現地時間)、Mozilla Firefoxが順調にシェアを伸ばし、2006年6月時点で全世界におけるブラウザシェアの12.93%を占めているという調査結果を発表した。
調査によると、2006年7月発表のブラウザ市場でInternet Explorerは83.05%と、5月の調査から2.12ポイントシェアを落とした。反対に、Firefoxは1.14%増加している。そのほかのシェアでは、Safariは1.84%、Operaは1.00%だった。
Internet ExplorerとFirefoxのシェアは、地域によって大きく異なる。例えば、米国ではInternet Explorerが86.23%と世界全体での調査結果を上回るシェアを挙げているが、ドイツではInternet Explorerのシェアはわずか55.99%で、Firefoxは39.02%と4割に迫る高いシェアを占めるに至っている。また、ドイツではOperaのシェアも2.78%と他地域を大幅に上回るシェアを占めている。
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■URL
ニュースリリース(オランダOneStat社、英文)
http://www.onestat.com/html/aboutus_pressbox44-mozilla-firefox-has-slightly-increased.html
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/07/10 09:40
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