マイクロソフトは7日、同社が無償提供している「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」により、15カ月間で1,600万個のマルウェアを削除したというレポートの日本語版を公表した。
このレポートは、6月12日に公開された英語版を日本語訳したもの。マイクロソフトが無償で提供している「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」により、2005年1月からの15カ月間に少なくとも2億7,000万台のPCで27億回のスキャンが実行され、570万台のPCから1,600万個のマルウェアが削除されたという。
これまでに最も多く削除したマルウェアは「Rbot」の443万個。また、主に日本でしか検出されない「Antinny」の削除数も41万個に上り、削除数ランキングの12位となっている。
関連情報
■URL
レポートのダウンロードページ
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=47DDCFA9-645D-4495-9EDA-92CDE33E99A9
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・ ウイルス削除ツールが駆除したマルウェアは1,600万個、Microsoft調査(2006/06/14)
( 三柳英樹 )
2006/07/10 12:02
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