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feedpath、Microfomatsベースの記事テンプレート機能。検索機能も実装 |
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フィードパスは、同社のサービス「feedpath」で提供しているブログエディタ機能を拡充、音楽や本などのレビューやイベント告知用のテンプレート機能を実装した。合わせてサイトもリニューアルを行ない、RSS検索機能を実装した。 ● hReviewとHcalendarベースのレビュー記事やイベント告知が可能に
新たに追加されたテンプレート機能は、「Microfomats」と呼ばれるフォーマットに基づいた記事をブログへ投稿できる機能。レビュー用テンプレートでは「hReview」形式を、イベント用テンプレートでは「hCalendar」形式の記事が作成可能。また、AmazonやGoogle MapsのAPIにも対応し、レビュー記事にGoogle.comとGoogle.co.jpの商品を、イベント記事にGoogle Mapsの地図を引用できる。
● タグで絞り込みが可能なRSS検索機能
検索結果からfeedpathのRSSリーダーにフィードを登録できる機能、タグを追加できる機能も搭載。タグによる絞り込みを行なうことで、ロボット型による検索結果に人間の判断を盛り込むことが可能であり、同社ではこの絞り込み機能を「ソーシャル・ダイナミックドリルダウン」と呼んでいる。 現在のところはfeedpath内の記事のみを対象としており、記事数は2,800程度だが「記事数は拡大傾向にある」（フィードパスの小川浩取締役COO）。また、今後はPingサーバーに送られたブログなども対象として広げていく方針だ。「情報がたくさんあればいいというものではない。情報を提供していただける方には協力を仰ぎ、質の高い情報を集めていく」（小川COO）。
● feedpathベースの法人向けサービスも2006年秋に投入
法人向けサービスの名称は、「feedpath WOLF（フィードパス・ウルフ）」で、イントラブログとRSSリーダーを組み合わせたソリューション。ブログの投稿・管理機能に加え、RSSリーダーやRSS検索、ソーシャルブックマーク、タグによる記事分類などが盛り込まれており、会社全体や部門別での情報共有が用意になるという。「RSSリーダーとイントラブログが組み合わさることで、従来のグループウェアではなかなか届かない毛細血管のような役割で情報が補完できる」（小川COO）。 登録できるRSSやAtomのフィードは、ユーザーが任意に登録するだけではなく、企業側で設定することも可能。「人事情報や社内報といった企業発信の情報を、社員のデフォルトとして設定できる」（フィードパスの後藤康成取締役CTO）。Ajaxベースのレイアウト変更も可能で、個人個人がカスタマイズできるポータルとしての役割も目指す。 イントラブログだけではなく、外部へのブログ投稿機能もサポート。また、シックス・アパートと業務提携により、シックス・アパートのブログツール「Movable Type」「Movable Type Enterprise」とも連携する。 5月25日に発表された「Zimbra」の日本語版提供についても説明が行なわれた。ZimbraはAjaxをベースとしたグループウェアで、専用ソフトをインストールすることなくネットワーク上で利用できる「SaaS（Software as a Service」と呼ばれるサービス形態となる。小川COOは、「これまでローカルのコンピュータやサーバーに保存されていたソフトウェアやデータがインターネット上へシフトするSaaSこそがWeb 2.0の最大の特徴と考えている」と期待を示した。
関連情報 ■URL ニュースリリース（ブログエディタ強化） http://www.feedpath.co.jp/2006/07/_blog_2.html ニュースリリース（サイトリニューアル） http://www.feedpath.co.jp/2006/07/post_22.html ニュースリリース（法人向けサービス） http://www.feedpath.co.jp/2006/07/post_23.html ■関連記事 ・ フィードパス、登録フィードの更新を通知する常駐アプリケーション（2006/07/03） ・ フィードパス、「blogengine」新バージョン公開と無償配布を開始（2006/05/18） ・ サイボウズ子会社のブログエンジン、Feedpath事業を統合して社名を変更（2006/04/03）
（ 甲斐祐樹 ）
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