ソフトバンクは28日、同社の全額出資子会社である日本テレコムが10月1日をもって「ソフトバンクテレコム株式会社」に商号変更すると発表した。「ソフトバンクグループ各企業との連携を一層深めることにより、同社の強みをさらに強化すること」が目的だとしている。
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ソフトバンクテレコムの新ロゴ
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すでにソフトバンクは同じく10月1日に、買収したボーダフォンの新ブランド名を「ソフトバンク」にするとともに、社名も「ソフトバンクモバイル株式会社」に変更すると発表している。ソフトバンクによれば、ソフトバンクモバイルの携帯電話サービスと、ソフトバンクテレコムの固定通信サービスによるFMCサービスを展開することで検討に入っているという。
ソフトバンクは2004年5月に日本テレコムの買収を正式発表し、7月に買収を完了した。ソフトバンクグループとなった後の日本テレコムの新サービスとしては、同年12月にスタートしたNTT網に依存しない独自網による固定電話サービス「おとくライン」などがある。
関連情報
■URL
ソフトバンクのニュースリリース
https://www.softbank.co.jp/news/release/2006/060828_0001.html
日本テレコムのニュースリリース
http://www.japan-telecom.co.jp/release/2006/aug/0828/index.html
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( 永沢 茂 )
2006/08/28 16:32
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