NTT東日本とNTT西日本は1日、両社がそれぞれ提供しているIPv6を利用したテレビ電話などのサービスについて、相互接続を行なうための活用業務の認可申請を総務大臣に対して行なったと発表した。
NTT東日本では、Bフレッツおよびフレッツ・ADSLの付加サービスとしてIPv6プロトコルを利用した「FLET'S.Net」を提供している。一方、NTT西日本でも「フレッツ・光プレミアム」で標準提供を行なっているほか、Bフレッツおよびフレッツ・ADSL向けにも「フレッツ・v6アプリ」を提供している。
今回の認可申請についてNTT東西は、テレビ電話などIPv6を利用したコミュニケーションサービスで両社の提供エリア外のユーザーと通信を行ないたいというニーズが高まっていると説明。これに伴い、電気通信役務に係わる料金を設定するため、活用業務の認可申請を実施したという。
両社では活用業務の認可を得たのち、準備が整い次第、相互接続を実施したい考え。実施時期としてはいずれも2006年12月をめどにしている。
関連情報
■URL
NTT東日本 ニュースリリース
http://www.ntt-east.co.jp/release/0609/060901b.html
NTT西日本 ニュースリリース
http://www.ntt-west.co.jp/news/0609/060901b.html
■関連記事
・ NTT東日本、IPv6を利用したフレッツ網内の通信サービス(2003/12/18)
・ NTT西、IPv6に対応した上下最大100Mbpsの「フレッツ・光プレミアム」(2004/12/22)
( 村松健至 )
2006/09/01 17:28
- ページの先頭へ-
|