東京電力は8日、同社沼津支店の配電設備業務に関する社内資料などがP2Pファイル共有ソフト「Share」のネットワーク上に流出したことを明らかにした。保安管理上の機微情報は含まれていないという。
流出したのは、2003年8月から12月における、沼津支店の配電設備業務に関する工事資料や設計資料。および社内外関係者の個人情報(氏名・住所・メールアドレスなど)が約340件。個人情報流出の対象者には、個別に連絡してお詫びをしているという。
東京電力では2005年12月、業務情報流出の防止を図るため、個人が所有するPCから業務情報を削除するように指示。沼津支店の社員は、一部のデータを削除し忘れていたという。その後、社員はShareを通じてウイルスに感染、社内資料が流出したと見られる。
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■URL
ニュースリリース
http://www.tepco.co.jp/cc/press/06090801-j.html
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( 増田 覚 )
2006/09/11 13:11
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