マイクロソフトは13日、8月の月例パッチとして公開した「MS06-040」と「MS06-042」の修正版パッチをリリースした。
MS06-042は、Internet Explorer(IE)に関する脆弱性を修正するもの。MS06-042を適用した場合に、IE6 SP1で新たな脆弱性が発生することが判明したため、8月25日に修正版パッチがリリースされていた。この修正版パッチでも対応が不十分であったため、再度修正版が公開された。MS06-042の修正版パッチの適用対象となるのは、IE6 SP1のほか、Windows 2000用のIE 5.01 SP4、Windows Server 2003用のIE6。
MS06-040は、Serverサービスの脆弱性を修正するもの。MS06-040を適用した場合に、Windows XP x64 EditionおよびWindows Server 2003 SP1において、大量のメモリを要求するプログラムでエラーが発生する不具合を修正するため、修正版のパッチが公開された。
関連情報
■URL
マイクロソフト セキュリティ ホーム
http://www.microsoft.com/japan/security/default.mspx
■関連記事
・ マイクロソフトが9月の月例パッチ3件を公開(2006/09/13)
・ 8月の月例パッチ「MS06-042」の修正版リリース、IE6 SP1の不具合を修正(2006/08/25)
( 三柳英樹 )
2006/09/13 14:52
- ページの先頭へ-
|