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総務省調査、IP電話利用数は1,200万件に。ドライカッパ電話も増加傾向


 総務省は、2006年6月末時点における電気通信サービスの加入契約数の状況を発表した。IP電話利用数は1,209.7万件で、1,200万件を突破した。

 IP電話利用数は、5.6%増の1,209.7万件。内訳は、050番号が2006年3月末時点の1,003.3万件から微増の1,005.4万件だった一方、0AB~J番号が142.4万件から204.3万件へと大幅に増加。0AB~J番号のIP電話サービスは、FTTH契約者の約630万件の中で3分の1が利用している計算になる。

 また、加入電話およびISDNを合わせた契約数は5,745.2万件で、2006年3月末時点から1.0%減少。内訳は加入電話が0.9%減少の5,009.8万件となり、このうちドライカッパ電話が17.2%増の304.5万件、CATV電話が5.2%増の104.0万件。ISDNは1.8%減の735.4万件で、うちドライカッパISDNが22.1%増の182万件。全体としては減少傾向にあるものの、ドライカッパ電話/ISDNおよびCATV電話が上昇傾向にあることがわかる。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060915_4.html

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( 村松健至 )
2006/09/15 15:44

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