米Googleが米国内のサーチエンジンシェアで0.4ポイントを取り返したことが明らかになった。これは米comScore Networksが19日に発表した2006年8月の最新調査結果で判明した。
それによると、2006年8月のGoogleのシェアは44.1%で、2006年7月の43.7%に比べて0.4ポイント増加した。7月にはGoogleが11カ月間連続でシェアを増加し続けていた記録が途切れ、わずか1か月で1ポイントもシェアを減少させるという“事件”が起こっていた。今回、8月調査で1ポイントの減少分は取り返すことができなかったが、0.4ポイント分は取り戻したことになる。
その他のサーチエンジンを見てみると、Yahoo!が28.7%と7月に比べて0.1ポイントの減少、MSNとMicrosoft系サイトが12.5%で0.3ポイントの減少、Time Warner系サイトが5.6%で0.3ポイントの減少、Askが5.5%で0.1ポイントの増加となっている。
ツールバーのシェアでは依然としてGoogleとYahoo!の2強がシェアをほぼ二分している。Googleは49.6%、Yahoo!が47.3%で両社合わせて96.9%を占めている。ツールバーのシェアではGoogleが49%前後、Yahoo!が47%前後をここ数カ月間行き来する状況となっている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.comscore.com/press/release.asp?press=1006
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・ 米Google、11カ月連続シェア増加の記録が途切れる(2006/08/21)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/09/20 11:46
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