ベクターは、同社社内で27日にウイルス感染が確認されたことを受けて一時停止していた「Vector」収録ソフトのダウンロード公開を、同日夜より順次再開している。28日12時10分までに、Vectorのライブラリで83%、同ショップで74%、美少女ゲーム専用サイト「Galge.com」で71%が再開した。
ベクターでは、27日11時20分頃に社内ネットワークと社内クライアントPCにおいてウイルスに感染したファイルを確認。公開用サーバーにあるファイルへの感染の可能性も否定できないことから、安全確認のためにライブラリやショップにおけるすべてのソフトのダウンロード配布を停止していた。その後、同日18時30分より、安全であることが確認されたソフトから順次ダウンロード公開を再開した。
ベクターによれば、感染したウイルスは現時点で判明している限りでは「Win32/Viking.AU」(NOD32v2での呼称)。EXEファイルに感染し、ネットワーク共有されたドライブのEXEファイルに感染する可能性があるものだという。
関連情報
■URL
ファイルダウンロードサービス一部停止のお知らせ
http://www.vector.co.jp/info/060927_system_maint.html
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・ 「Vector」がソフトのダウンロード一時停止、ウイルス感染の有無を調査中(2006/09/27)
( 永沢 茂 )
2006/09/28 13:56
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