米Googleは2日(現地時間)、ネットショップのオーナーがYahoo!Storesなどに出している商品情報をGoogle Baseに簡単に登録できるツール「Google Base Store Connector」を公開した。
Google Base Store Connectorは新しいGoogle Base Data APIを利用したツールで、Windows XP/2000に対応する。インターネットモールとしてはeBay Stores、Amazon zShops、Amazon Marketplaces、Yahoo!Storesに対応している。店舗オーナーは、在庫情報をそのままGoogle Baseに登録できるため、それぞれの店舗だけでなく、Googleからも新しいトラフィックを誘導できるようになる。
Google Base Store Connectorを使って登録できるのはタイトル、画像、説明、そしてそれぞれのアイテムの属性情報、例えばサイズ、色、ブランド名などが登録可能だ。Google Baseを使って検索する人は、この属性情報を使って絞り込み検索を行なうことも可能だという。
これまでGoogle Baseにデータを登録するためには、在庫情報を別途CSVファイル形式などに変換し、手動でアップロードする必要があった。このツールの登場により手間が大幅に省けることになる。
Googleは最近、商品価格比較サーチエンジンFroogleに力を入れず、Googleのトップページからのリンクを外すなどの動きが見られている。このため、業界ではGoogle Baseに比重を大きく移しているのではないかとの指摘もある。
関連情報
■URL
Google Base Store Connector(英文)
http://base.google.com/base/storeconnector/index.html
Google Base公式ブログ(英文)
http://googlebase.blogspot.com/2006/10/new-google-base-store-connector.html
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/10/03 12:09
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