米Googleは19日、2006年第3四半期(7~9月)の決算を発表した。売上は、前年同期比70%増、前四半期比10%増の26億9,000万ドルに達した。
GAAP(一般会計原則)ベースの営業利益は9億3,100万ドルで、前年同期の5億2,900万ドルから大幅に増加。同じく純利益は7億3,300万ドルで、前年同期の3億8,100万ドルから2倍近くに伸びた。
売上のうち60%にあたる16億3,000万ドルが、Googleが保有するサイトからの売上で、前年同期から84%増加した。AdSenseの提携サイトからの売上は39%にあたる10億4,000万ドルで、前年同期からは54%の増加となる。なお、Googleの提携サイトに分配されるトラフィック獲得コストは8億2,500万ドルで、広告収入の31%に相当する。
米国外からの売上は44%を占めた。前年同期の39%、前四半期の42%から増加傾向にある。Eric Schmidt CEOは「季節要因により低迷する四半期に、国際事業が貢献したことに特に満足している」とコメントしている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.google.com/press/pressrel/revenues_q306.html
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( 永沢 茂 )
2006/10/20 14:36
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