総務省は23日、放送番組などのIP配信に関する技術や運用ルールなどを検討する「IPTVフォーラム」が発足したと発表した。
このIPTVフォーラムは、ブロードバンドを利用したテレビ番組コンテンツ流通促進の検討を行なう民間協議会「次世代ブロードバンドコンテンツ流通フォーラム」の中で発足されたもの。放送番組などのコンテンツをIP配信する際、受信機開発に必要な技術要件や運用ルールなどについて、利用者の利便性や市場競争力、コンテンツ製作者や権利者の事情に配慮しながら意見交換を進めていく。
IPTVフォーラムの主査は東京大学名誉教授の安田靖彦氏が務め、構成員として慶應義塾大学教授の村井純氏、シャープ、ソニー、松下電器産業などのメーカー、KDDIやNTTといった通信事業者、民放5局とNHKなどテレビ局が参加。総務省は次世代ブロードバンドコンテンツ流通フォーラムのオブザーバーとして参加する。
関連情報
■URL
総務省 報道発表資料
http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/061023_2.html
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( 甲斐祐樹 )
2006/10/23 19:35
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