分散三行広告サイトの米edgeioは24日、500万ドルのシリーズAファイナンスに成功したと発表した。
このファイナンスをリードしたのはベンチャーキャピタル大手のIntel Capitalで、その他に参加したのは日系ベンチャーキャピタルのTranscosmos Investments & Business Developmentだった。同社は米国のインターネット企業が日本市場に参入するのを支援している。
edgeioは6カ月前に設立されたばかりのサイトだが、現在は毎日70万ほどの登録があり、サイト合計で累計1億もの登録が行なわれた。広告は世界130カ国、14,000都市から出されている。この膨大な数のためにedgeioは求職、家、車、さまざまな物品を探すためのサーチエンジンとして有力な立場を占めつつある。
また、今回新たに中国語バージョンサイトとして「mulu100.com」を立ち上げたことを発表した。中国でのサービスのためにedgeioは、中国におけるcraiglist.comと似た立場を占める三行広告サイトの「edeng.cn」と提携関係を締結した。
このほかedgeioは、同社サイトの特徴となっている分散的なマーケットプレイスアーキテクチャを特許として出願したことも発表した。
関連情報
■URL
edgeio公式ブログの該当記事(英文)
http://blog.edgeio.com/?p=40
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・ Web 2.0時代の三行広告サイト「edgeio」がサービス開始(2006/02/28)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/10/25 11:35
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