米Microsoftは10月31日、小規模企業向けに無料ホスティングサービスなどを提供する「Microsoft Office Live」の新しいベータ版サービスを、11月15日から開始すると発表した。米国のほか、フランス、ドイツ、日本、英国でサービスを提供する。
Office Liveは、独自ドメイン名が利用できるホスティングや、オンラインストレージ、Webページ作成ツールなど、Webサイトを立ち上げるための機能をセットにした、小規模企業向けのサービス。最も基本的なサービスは広告表示により無料で利用できるほか、有料版のサービスも提供される。米国では2006年2月にベータ版サービスが開始され、これまでに16万件の利用があったという。
無料版の「Office Live Basics」では、ドメイン名、Webサイトのためのディスク容量500MB、サイトのアクセス状況の分析ツール、25個のメールアカウント(1アカウントあたり2GB)、サイトのデザインツールなどが用意される。これらのサービスが、Webに表示される広告によりすべて無料で利用できる。
月額19.95ドルの「Office Live Essentials」では、Webサイトのディスク容量が1GB、メールアカウントが50個となるほか、10ユーザーまで利用可能な500MBのオンラインストレージが利用できる。月額39.95ドルの「Office Live Premium」では、Webサイトのディスク容量が2GB、オンラインストレージの容量が1GBがで20人まで利用可能となる。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2006/oct06/10-312007OfficeLivePR.mspx
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・ 無料Webホスティングを含む「Microsoft Office Live」ベータ版発表(2006/02/16)
( 三柳英樹 )
2006/11/01 15:09
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