ウィルコムが参加するPHSの推進団体「PHS MoU Group」は、2006年10月に世界のPHSの累計稼働台数が1億加入を突破したと発表した。
1995年に日本発の通信規格としてスタートしたPHSは、中国、タイや台湾などでもサービスが提供されている。2001年には約1,000万加入程度だったが、その後急拡大し、スタートから11年で1億台を突破した。
しかし国内では、ウィルコム(旧DDIポケット)を除く事業者がPHSからの撤退を表明。現在新規受付を実施しているのはウィルコムのみとなっている。孤軍奮闘ながら同社は純増を続けており、加入者数は約426万人。
なお、1億台のうち、9割以上を占めるのは中国となる。中国の加入者数は約9,330万人、次いで日本が490万人、台湾の130万人などが続いている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2006/11/08/
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( 津田啓夢 )
2006/11/08 19:55
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