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Skype for Windows 3.0 Beta
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Skypeは8日、「Skype for Windows 3.0 Beta」を公開した。新機能が搭載されているほか、UIの細かい改善によってSkypeを利用しやすくなっている。Windows XP/2000に対応する。
最も大きな新機能は「パブリックチャット」である。これは、簡単に言えば、古くからあるIRCをSkypeらしくした機能だ。Skypeユーザーは誰でもチャットを開始したり、すでに開催されてるチャットに参加できる。チャットの主催者は場合によって参加者を制限したり、報道発表会のように数人だけが会話を行ない他の人は見ているだけという設定にすることも可能だ。
パブリックチャットがIRCと大きく異なるのは、誰もがチャットで行なわれた会話の全文を入手できることだ。IRCの場合にはサーバーに接続している時しか見ることができないが、パブリックチャットではネットから離れてまた接続したときには、その間に行なわれたチャットの全文を入手できる。その時に大量の履歴をダウンロードするために一時的に他の操作ができなくならないようにするため、履歴をダウンロードするためのボタンも用意された。
もう1つの新機能は「Click to call」機能だ。これは、Webブラウザで表示しているページで電話番号を認識すると、ワンクリックでSkypeOutを使って通話できる機能だ。この機能を実現するためのツールバーはInternet ExplorerとFirefox双方に対応しており、オプションでインストールできる。
さらにUIの改良も大きな話題だ。タブの配置がわかりやすくなったほか、個々のコンタクトリストは名刺のようなデザインに改良された。また、Skypeを利用する際にしばしば問題になったのは、突然電話がかかってきてあわててヘッドセットを装着するために、音量の設定などがうまくいかないという問題だ。これまではオプションメニューを開いて複雑な操作をする必要があったが、このサウンド関連セッティング設定のウィザードが正面のわかりやすい位置に設置された。そのため、あわてずにいつでもサウンド設定を変更できるようになった。
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パブリックチャットの管理ルール設定画面
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関連情報
■URL
ダウンロードページ
http://www.skype.com/intl/ja/download/skype/windows/skype3beta.html
Skype日本語公式ブログの該当記事
http://share.skype.com/sites/ja/2006/11/08/skype_win_30.html
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/11/09 12:57
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