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電柱に設置されたlivedoor Wirelessのアクセスポイント
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ライブドアが運営する公衆無線LANサービス「livedoor Wireless」は、MACアドレスによる自動認証サービスのベータテストを12月25日に開始する。IP電話端末や携帯ゲーム機など、ブラウザを搭載していない端末からもlivedoor Wirelessが利用可能になる。
これまでlivedoor Wirelessを含む公衆無線LANサービスの多く、指定されたSSIDと暗号キーでアクセスポイントにアクセスし、さらにブラウザからIDとパスワードを入力してログインする方式が主流だった。この方式の場合、ログインにはブラウザが必須となるため、ブラウザを搭載していない無線LAN端末では利用できなかった。
今回livedoor Wirelessで提供されるベータテストでは、PCなどでサービスを契約したのち、事前に登録しておいた端末のMACアドレスで認証を実施。ニンテンドーDSやSkype搭載電話端末などからlivedoor Wirelessが利用可能になるほか、PCなどでもIDとパスワードの入力を省略できる。ベータテスト中は1つのアカウントにつき最大5つのMACアドレスを登録可能で、MACアドレスを登録していない端末でもブラウザ経由の認証で通常通り利用できる。
livedoor Wirelessは、山手線圏内の電柱を中心にエリアを展開する屋外利用が中心の公衆無線LANサービス。アクセスポイントの面的展開を謳い敷設を続けてきたアクセスポイント数は当初予定されていた2,200カ所の設置を完了。料金は月額525円で、livedoorのポータルサイトのみであれば無料で利用できる。
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livedoor Wirelessのアクセスポイント設置場所
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関連情報
■URL
livedoor Wireless
http://wireless.livedoor.com/
ニュースリリース
http://corp.livedoor.com/pressroom/pressrelease/content?id=1199
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・ ライブドアの無線LANサービス、撤退も含めて検討(2006/12/22)
( 甲斐祐樹 )
2006/12/25 20:12
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