NTT東日本およびNTT西日本は27日、ユニバーサルサービスの情報サイト「ユニバーサルサービスについて」に、高コスト地域のサービス提供における費用等の状況など、新たな情報を追加した。
高コスト地域に関する情報では、MA(単位料金区域=市内通話料金で通話できる区域)ごとに1回線あたりの月額コストや加入数、加入密度などを開示している。主に山間部や離島など、加入密度の低い地域が高コストになり、最も高い夕張地域では月額405,305円だった。これは、全国平均の2,421円の167倍の水準だという。
また、「公衆電話全体と第一種公衆電話の収支状況の比較」や「ユニバーサルサービス収支の状況」も追加。このほか、2007年3月末までに、第一種公衆電話の地域別の設置台数について、現在開示している都道府県別の設置台数に加えて、MA別の設置台数も開示するという。
関連情報
■URL
ニュースリリース(NTT東日本)
http://www.ntt-east.co.jp/release/0612/061227a.html
ニュースリリース(NTT西日本)
http://www.ntt-west.co.jp/news/0612/061227a.html
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( 野津 誠 )
2006/12/27 17:12
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