米Microsoftは9日、同社の地図サービス「Virtual Earth」のために米GlobeXplorer LLCから新たに航空画像の提供を受ける契約を結んだと発表した。GlobeXplorerは航空写真や衛星画像のライセンスビジネスを行なっている企業だ。
Microsoftの発表によると、新たに40万9,997平方マイル(約106万平方キロメートル)の米国内の高解像度航空写真が新たにVirtual Earthに提供され、数カ月以内に表示されるようになるという。
Virtual Earthは米国内の画像に力を入れており、超高解像度の航空写真や、真上からではなく斜め上からの写真も見られるようにすることによってより詳細な情報を得られるサービスを提供している。
今回Microsoftに画像を提供したGlobeXplorerは、8日に商用衛星画像大手のDigitalGlobeに買収されたばかりだ。DigitalGlobeは米Googleの「Google Earth」にも多量の衛星画像を提供していることで知られている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2007/jan07/01-09GlobeXplorerPR.mspx
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/01/10 12:40
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