米Adobe Systemsは15日、「Adobe Acrobat Connect」の販売を北米市場で開始したと発表した。
Acrobat Connectは、Adobe Acrobat製品と連携したWeb会議を行なうためのソフトウェアとサービスだ。画面の共有、ホワイトボード、チャット、ビデオ会議、音声会議を最大で15人の参加者の間で行なうことができる。このサービスは「Adobe Acrobat 8」の「Start Meeting」ボタンを押すだけで開始でき、PDFドキュメントの編集などを共同で行なうなどの利用例が想定されている。
さらに「Acrobat Connect Professional」では最大で2,500人の参加者を交えたインターネット会議を行なうことができる。Acrobat Connect Professionalは企業内にホスティングすることも、Adobeのホスティングサービスを利用することも可能だ。
Acrobat Connectは2006年9月にAcrobat 8と同時に発表され、年末までの無料トライアルバージョンが配布されていた。Acrobat Connectの英語版の販売は15日から北米で開始され、月額39ドルあるいは1会議室あたり年額395ドルの料金で利用できる。今後、2007年末までには日本語、フランス語、ドイツ語で提供される予定だ。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.adobe.com/aboutadobe/pressroom/pressreleases/200701/011507AcrobatConnect.html
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/01/16 12:13
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