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Mapion3D Map
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サイバーマップ・ジャパンは16日、実験サイト「MAPION LABs」において、3Dで再現した街の移動と2D地図を連動する「Mapion3D Map」を公開した。利用は無料。東京・銀座エリアが再現されており、30秒間自由に街を移動できる。
Mapion3D Mapは、ユーザーが専用ソフトやプラグインを使用することなく、3Dの街並みをWebブラウザのみで閲覧できる。株式会社キャドセンターのサーバーレンダリング型3D地図配信ソフト「UrbanViewer ImageServer」と、サーバーに対する大量リクエストを制御して負荷分散する3次元地図画像キャッシュサーバーを利用している。
現在Mapion3D Mapでは、東京・銀座の街並みを3Dで再現し、30秒以内であればキーボードのカーソルキーで自由に移動できる。3Dウィンドウの横に2D地図があり、移動に合わせて矢印のアイコンが動く。これによって、自分の現在地がわかる。なお、中央通りや晴海通り、並木通り沿いの主な建物が3Dで描画されているが、細い路地に入ったり、遠くへ行くとグレーのポリゴンになる。
サイバーマップ・ジャパンとキャドセンターは、今後約半年間にわたり、Mapion3D Mapで実証実験を行なう予定。「地図情報の必要な観光、不動産、防災、鉄道、運送の分野をはじめ、ショッピングサイトなどのポータルサイトでの利用の可能性を探りながら商品化を目指す」としている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://blog.mapion.co.jp/release/2007/01/070116_7049.html
Mapion3D Map
http://labs.mapion.co.jp/labs/2007/01/mapion3d_map.html
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( 野津 誠 )
2007/01/16 17:27
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