米eBay子会社でルクセンブルクのSkypeは25日、ビジネスユーザー向けパッケージサービス「Skype for Business」に新機能を追加したと発表した。
追加されたのは、Skypeを「Windows Installer Package」(通称MSI)を利用して複数のコンピュータに簡単にインストールできるようにする機能だ。これにより企業内IT管理者がSkypeの導入状況を把握しやすくなる。それ以外にもコントロールパネル機能を使用して管理者が会社内の個々の社員にSkypeクレジットを配分したり、Skypeクレジットの使用状況を把握することができる。
また、Skypeクライアントに拡張機能をインストールできる「Extra」がビジネスにも役立つことを強調。パートナー企業に仕様を公開しながら開発されたWeb会議ソフトやデスクトップ共有ソフトが提供されていることを紹介している。
Skypeの全利用者は現在1億7,100万人とされているが、そのうちビジネスユーザーは30%を超えるという。Skypeが企業250社に対して行なった調査では95%がコスト削減につながり、80%が従業員の生産性向上につながったと回答している。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://about.skype.com/2007/01/skype_means_business_saving_mo.html
Skype for Business
http://www.skype.biz/
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・ Skypeがビジネス向けサービス専用Webサイトを開設(2006/03/10)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/01/26 12:17
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