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Sleipnir 2.5では、アンインストールせずにUIやスキンを変更できるようになった
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フェンリルは26日、タブブラウザの最新版「Sleipnir 2.5 正式版」をリリースした。あわせて、USBメモリでSleipnirの設定を持ち運べる「Portable Sleipnir」の最新版も公開した。Windows Vistaに対応したほか、Windows XP/2000/Me/98をサポートする。同社サイトから無料でダウンロードできる。
Sleipnir 2.5では、ユーザーインターフェイスやプラグインの構成、スキンなどのデザインを変更する機能を新たに搭載。これまでは、初回起動時でしかデザイン(旧名称:スタイル)の変更ができず、デザインを変更するにはSleipnirをアンインストールする必要があった。
選択可能なデザインとしては、新たにSleipnir 1.66に互換するデザイン「AncientSleipnir Design」が追加された。Sleipnir 2.49など従来の「Old Sleipnir Design」と、新しいユーザーインターフェイスを提案する「Advance」を合わせて、3つのデザインから選択できるようになった。
また、透過PNGの表示に対応したことで、スキンの自由度が向上した。このほか、メニューバーの「お気に入り」でFaviconが表示できるようになった。これまでは、アドレスバー/タブバー/エクスプローラバーのみがFaviconの表示に対応していた。
Portable Sleipnirは、基本的な機能はSleipnir 2.45と同等。展開されたフォルダをUSBメモリにコピーすることで、USBメモリからSleipnirを起動できる。勤務先のPCと自宅のPCで同じ環境のSleipnirを持ち歩いて使用することが可能となる。
関連情報
■URL
ダウンロードページ
http://www.fenrir.co.jp/sleipnir2/download/
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( 増田 覚 )
2007/01/26 14:01
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