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米Symantec、安全な決済を行なうための新サービスの開発計画を発表 |
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米Symantecは1月31日、ユーザーの個人情報を保護し、インターネット決済を安全にするための新サービスとソフトウェアを開発するためのイニシアティブ「Symantec Identity Initiative」を発表した。この計画の詳細と新ソフトウェアのデモンストレーションは、現在開催されている「DEMO」会議にて発表される予定だ。 発表によれば、このイニシアティブにはSymantecが既に導入している「Norton Account」と、新しいソフトウェアとして「Norton Identity Client」が重要な役割を果たすとされる。 SymantecコンシューマビジネスユニットのグループプレジデントであるEnrique Salem氏は「我々は何百万もの顧客のNorton Account機能を拡張して、そのすべての情報を1つの場所で管理できるようにする」と説明している。また、Norton Identity Clientはインターネット上で発行される証明書を使用して安全・簡単に決済が行なえるようにする。このソフトウェアはSymantecと特別な提携関係のないWebサイトでも機能するようになっている。 このイニシアティブでは、同社のセキュリティ研究所が収集したデータをもとに各Webサイトの評判や信頼度に関する情報をユーザーに提供する。ユーザーはそれを受けてどのような情報を相手に開示するかを決めることができる。まだはっきりとは信頼できないサイトで買物をしなければならない場合、Symantecが発行する一度しか利用できないクレジットカード番号を使用することで金銭的リスクを最小限にとどめる計画もある。このサービスにはペアレンタルコントロール機能も含まれており、年齢や会員情報などの個人情報をコントロールすることもできる。 同社ではこのイニシアティブを12カ月から24カ月かけて世界的に発表していく予定だ。 関連情報 ■URL ニュースリリース（英文） http://www.symantec.com/about/news/release/article.jsp?prid=20070131_01 ■関連記事 ・ 米IBM、匿名で買い物ができる個人情報管理技術を開発（2007/01/29）
（ 青木大我 taiga@scientist.com ）
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