米Googleは31日、2006年第4四半期(10~12月)の決算を発表した。売上高は32億1,000万ドル(前年同期比67%増)、GAAPベースの営業利益は10億6,000万ドル(同86%増)、純利益は10億3,000万ドル(同177%増)で、純利益が大幅に増加した。
売上の内訳は、Googleが保有するサイトからの売上が62%(19億8,000万ドル)、AdSenseの提携サイトからの売上が37%(12億ドル)。また、売上のうち44%は米国外からのものが占めている。一方、Googleが提携サイトに支払うトラフィック獲得コストは9億7,600万ドルに達し、これは広告収入の31%に相当する。
また、Googleでは2006年通期の決算も発表した。通期の売上高は106億ドル(前年比73%増)、営業利益は35億5,000万ドル(同76%増)、純利益は30億8,000万ドル(同110%増)。年間の売上が100億ドルを突破し、純利益も前年の2倍以上となっている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.google.com/intl/en/press/pressrel/revenues_q406.html
■関連記事
・ 米Googleの第3四半期決算、売上が前年同期比70%増、純利益は2倍近くに(2006/10/20)
( 三柳英樹 )
2007/02/01 14:20
- ページの先頭へ-
|