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ニフティの木村孝経営戦略グループ担当部長
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情報セキュリティ対策推進コミュニティは6日、企業や団体が共同で情報セキュリティの重要性についての啓発を行なう活動「みんなで『情報セキュリティ』強化宣言!2007」の開始イベントを開催した。
情報セキュリティ対策推進コミュニティは、政府の情報セキュリティ政策会議が主体となって制定した2月2日の「情報セキュリティの日」を基点として、企業や団体が共同で情報セキュリティの必要性を啓発することを目的としたコミュニティ。ISP各社とマイクロソフトのパートナープログラムの活動の一環として企画が始まり、活動に賛同した企業を加えて運営事務局が発足。現時点で37の企業・団体がコミュニティに参加している。
コミュニティでは公式サイトで参加メンバーの活動内容などを紹介するとともに、活動への参加を募集。参加メンバーは、「みんなで『情報セキュリティ』強化宣言!2007」の共通バナー画像をサイト上に表示する。
コミュニティとしての活動は2月28日まで行ない、活動報告などをまとめる。コミュニティへの参加は、2月28日までに企業100社、NPOなど50団体を目標とする。また、来年以降も、2月2日の情報セキュリティの日に合わせて活動を展開していく予定としている。
コミュニティの運営事務局を務めるニフティの木村孝経営戦略グループ担当部長は、「ソフトウェア会社やISPに加えて、建築・航空・保険など幅広い業界のメンバーが事務局として活動するこれまでにない横断的な取り組み。春と秋に行なわれる交通安全運動のように、毎年2月に情報セキュリティの重要性を訴えていきたい」とコメントした。
開始イベントでは、活動の概要説明とともに、参加・協賛団体からも活動に対するコメントが寄せられた。日本ユニセフの早水研専務理事は、子供の人権保護への取り組みとして児童買春や児童ポルノへの対策を進める中で、海外の買春ツアーへの対策としては旅行業界と共同で行動規範を策定するといった活動を進めてきたことを紹介。IT業界についても同様に、出会い系サイトなどに対する取り組みを共同で進めていきたいとした。
参加メンバーの具体的な取り組みとしては、マイクロソフトの活動内容が紹介された。マイクロソフトでは、個人ユーザー向けの活動として、イラストを用いてセキュリティ対策を説明する初心者を対象としたセキュリティ対策のページを開設。さらに、開発者向けのセキュリティデベロッパーセンターや、ITエンジニア向けのセキュリティトレーニングページの開設、IT産業における人材育成を目的とした「マイクロソフトイノベーションセンター」の設置など、これまでもマイクロソフトが取り組んできたセキュリティ関連の活動を整理して情報を公開していくという。
イベントでは特別ゲストとして国内外で活躍する現役のモデル4人が登壇し、コミュニティの事務局長を務めるマイクロソフトの高橋正和チーフセキュリティアドバイザーと対談を行なった。ユーザーの側からは迷惑メールやウイルス、フィッシング詐欺などに不安を感じるほか、モデルならではの問題としては、自身の写真が勝手に掲載されるなどの肖像権に関する問題も多いといった話題についての議論が行なわれた。
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参加メンバーは共通バナーでセキュリティ啓発活動を行ない、コミュニティサイトで各メンバーの活動を紹介する
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2月6日時点での参加企業・団体
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日本ユニセフの早水研専務理事
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国内外で活躍するモデルが特別ゲストとして登壇し、情報セキュリティについての対談を行なった
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関連情報
■URL
みんなで「情報セキュリティ」強化宣言!情報セキュリティ対策推進コミュニティ
http://www.netanzen.jp/
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・ マイクロソフトなど7社、共同でセキュリティ対策コミュニティを開設(2007/01/24)
( 三柳英樹 )
2007/02/06 20:11
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