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千葉銀行の顧客情報が流出、Winny削除したつもりが残留


 千葉銀行は15日、同行の顧客情報がファイル交換ソフト「Winny」などを介してインターネット上に流出したことを公表した。

 流出がわかっているのは、2005年3月から4月にかけて、行員が自宅で作成したデータで、個人名、法人名および代表者名、取引内容などの一部の76件。このほか、一般に入手可能だという法人名および所在地の情報も95件あった。

 千葉銀行によると、この行員は2003年頃に自宅の個人所有PCでファイル交換ソフトを使用していたが、2004年までに自主的に削除。しかし、削除手順に誤りがあったために、ファイル交換ソフトが残留していたと説明している。その後、行員の自宅PCがウイルスに感染して顧客情報が流出、2007年2月14日夕方に発覚したという。

 千葉銀行では2006年3月と5月、全行員の個人所有PCに対して、ファイル交換ソフトの使用状況調査と業務関係情報の削除を指示していた。今回の顧客情報流出を受け、千葉銀行では、全行員の自宅PCについてファイル交換ソフトが導入されていないことと、顧客情報などの業務資料が保存されていないことの確認を徹底する。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.chibabank.co.jp/news/html01/00323/index.html

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( 永沢 茂 )
2007/02/15 13:56

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