日本広告主協会 Web広告研究会は22日、「消費者メディア調査」の結果を発表した。ブログや掲示板、SNSなどの消費者メディア(CGM)に関する調査で、2006年9月時点で主要CGMサイトの訪問者数は3,528万人、1年間で最も成長が著しいのはSNSという結果となった。
調査はネットレイティングスのデータを使用し、個人ホームページ、掲示板、ブログ、SNSへの家庭のPCからのアクセスをこれまでのデータと比較したもの。2006年9月の主要CGMサイトの訪問者数は3,528万人で、前年同月比で19%の増加。ページビュー数は前年比でほぼ2倍となった。
訪問者数の伸びが最も著しいのはSNSで、1年間で約3.5倍に増加。ブログの訪問者数は33%の増加となっている。CGM全体では、平均訪問回数、平均利用時間とも大きく増加しており、ブログの伸びが貢献している。CGMサイトの1人あたりの訪問頻度や平均利用時間は企業サイトを超えており、特にSNSやブログ、個人ホームページは利用者の規模も企業サイトを超える勢いに迫っている。
また、マクロミルの調査モニターにより600サンプルを抽出し、11種類の商品カテゴリーやサービスについて、「興味関心」「比較行動」「購買」の各プロセスで参考にする媒体を調査。CGMサイトを参考にするジャンルとしては、「旅行・宿泊施設」「PC・家電」「飲食店情報」が挙げられている。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.wab.ne.jp/pdf/070222_cgm.pdf
Web広告研究会
http://www.wab.ne.jp/
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( 三柳英樹 )
2007/02/23 11:19
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