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50~60代のネット利用、交通手段や地図、旅行コンテンツに関心


 日経リサーチは23日、同社の登録モニターに対して実施したインターネット利用に関するアンケート調査の結果を発表した。団塊世代を含む50~60代では、今後インターネットを利用する機会が増えると回答した人が4割に上り、利用目的としてレジャー関連が特に多かったという。

 調査は2006年11月30日から12月5日まで、16~69歳の男女を対象に行なわれ、5,128人の有効回答を得た。これによると、今後のインターネット利用の増減についてたずねた質問では、全体の35.5%が「増える」、60.4%が「変わらない」、3.7%が「減る」と回答した(無回答が0.4%)。このうち特に50~60代で「増える」と回答した人は41.4%に上り、若年層よりも高かったという。

 1日あたりの平均利用時間(平日)を見ても、10~20代が2.6時間だったほかは、30代、40代、50~60代がともに2.4時間であり、世代的にそれほど大きな違いはなかった。このことから、日経リサーチでは「今後は50~60代がインターネットをより積極的に利用しようとする意向が読みとれる」と分析している。

 今後利用が増えると思うジャンルを選ぶ質問では、50~60代においては、「路線・交通手段の選択」「地図情報の収集」「文字ニュースの閲覧」が上位3つで、次いで「旅行や鉄道の予約」となっている。特に、「文字ニュースの閲覧」以外の3項目については、全体の平均よりも利用意向が高かった。一方、「オークション」や「掲示板、SNS、ブログの閲覧」などでは、全体平均よりも低くなっている。


今後のインターネット利用の意向ジャンルについての結果

関連情報

URL
  日経リサーチ
  http://www.nikkei-r.co.jp/

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( 永沢 茂 )
2007/02/23 13:38

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