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「Yahoo!なんでも交換」トップページ
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ヤフーは22日、「不要品あげます」「サークルのメンバー探してます」といった“三行広告”を投稿・閲覧できるサイト「Yahoo!なんでも交換」のベータ版を公開した。Yahoo! JAPAN IDを持つ18歳以上のユーザーであれば、無料で利用登録できる。
Yahoo!なんでも交換で扱う情報は、1)不要品などの引き取り手を探す「あげます!」、2)欲しいものを譲ってくれる人を探す「ください!」、3)フリーマーケットや料理教室など地域のイベントを告知する「お知らせします!」、4)サークルのメンバーを募集したり、おすすめのレストランなどの情報を求める「探しています!」──という4ジャンル。ただし、金銭のやりとりを伴う取引は禁止されており、無償の物事に限定される。ヤフーでは、売買を目的とする場合は「Yahoo!オークション」を利用するよう案内している。
Yahoo!なんでも交換に広告を投稿したい場合は、該当するジャンル、各ジャンルごとに細かく分かれたカテゴリ、地域などを選択するとともに、タイトルや写真、説明文、掲載期間(最大30日間)などを登録する。また、「至急」「先着順」「同地域限定」「成人のみ」といったラベルも指定可能だ。
一方、投稿された広告は、キーワード、カテゴリやジャンル、市区町村や都道府県などから検索可能。ウォッチリスト機能やRSSも用意している。気になった広告があれば、「メッセージ送信」ボタンをクリックして投稿者に対して質問などを送信可能だ。ここでのメッセージのやりとりは、Yahoo! JAPAN IDや個人情報は非公開のままで行なわれ、当事者同士だけが閲覧できるQ&Aページに掲載される。実際に取引することが決定した場合に、ユーザーの判断でお互いの連絡先などを伝えるかたちになる。
なお、Yahoo!なんでも交換の利用登録にあたっては、連絡先のメールアドレスやYahoo!なんでも交換専用のハンドルネームなどを登録するほか、投稿する広告ページに、Yahoo!オークションの評価履歴ページへのリンクを表示するよう設定することもできる。これにより、Yahoo!なんでも交換で取引を行なうにあたって、他のユーザーに対してYahoo!オークションにおける自分の評判を判断基準として提示できるとともに、有償の売買を行なっているYahoo!オークションの出品ページへの誘導も可能になる。
ヤフーではYahoo!なんでも交換について、米国で人気のクラシファイド広告(三行広告、案内広告)とコミュニティ機能を融合させたサービスと説明している。
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関連情報
■URL
Yahoo!なんでも交換
http://koukan.yahoo.co.jp/
ニュースリリース
http://pr.yahoo.co.jp/release/2007/0322b.html
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( 永沢 茂 )
2007/03/22 17:50
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