キューブマジックは5日、PC画面の共有や遠隔操作が可能なWebサービス「O-remo(オーリモ)」のリニューアルを発表した。複雑だった料金体系をシンプルにしたほか、オペレーターの画面を相手のPCに表示できる機能を追加した。
O-remoは、遠隔地のPCを操作できるサービス。クライアントソフトのインストールなどを行なう必要がなく簡単に使用できることや、安価な料金設定が特徴だ。サービス料金は利用時間30分のSSコースが525円から。Windows Vista/XP/2000/Me/98/NT 4.0およびWindows Server 2003に対応する。
今回のリニューアルでは、料金体系をわかりやすく改訂。また、操作する側のPC画面を相手のPCに表示できるようになった。これにより、例えば、遠隔地の会議で自分のPC画面を表示し、プレゼンテーションを行なうことが可能になる。今後は、ファイルの転送機能やチャット機能を追加するという。
O-remoでは、専用サーバーを介してPC画面の共有を行なう。遠隔操作される側の許可を得てから共有を行なうため、勝手にPCが操作されることはない。共有する度に固有のIDで双方のPCをマッチングするほか、データ通信時の暗号化アルゴリズムにRC4を採用している。さらに、日時やIPアドレスなどの利用履歴をダウンロードすることも可能だ。
キューブマジックは、「O-remoは2006年の10月末から開始しているサービス。現ユーザー数は200名。今回のリニューアルに伴い、サイトも新しくした。今後は、プロキシを乗り越えた通信も可能になる予定。当面は1,000ユーザーまで増やしたい」とコメントした。
関連情報
■URL
O-remo
http://www.o-remo.com/
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( 野津 誠 )
2007/04/05 19:19
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