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「Opera 9.20」の「スピードダイヤル」機能
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ノルウェーのOpera Softwareは11日、Webブラウザの新バージョン「Opera 9.20」の正式版をリリースした。Windows版、Mac OS X版、Linux版などが用意されている。ベータ版は3月28日に公開されており、それから2週間で正式版がリリースされたことになる。
Opera 9.20では、「スピードダイヤル」機能が新たに搭載された。これは空白ページに9つのサイトを登録できる機能だ。それぞれのサイトはサムネイル付きボタンとして表示され、自動的に更新されるサムネイルを見るだけで新しい情報があるかどうかを確認できるとともに、ワンクリックでそのサイトを表示できる。
この機能はベータ版では「短縮ダイアル」と表記されていたが、Opera Softwareによると、ユーザーの声を反映して、正式版からは日本語による表記を「スピードダイヤル」に変更したとしている。
そのほか、ベータ版から正式版への重要な変更点として、複数の脆弱性が修正されたことが挙げられる。そのためベータ版の利用者は速やかに正式版にアップグレードする必要がある。
さらに追加機能として、アドレスバーに2つ以上の語句を入力すると、自動的に検索を行なう機能が追加された。また、安定性も向上している。なお、Linux版ではNSAPIを使ったJavaScriptによるプラグインとの通信が改善されたことや、「.6 PPC Linux」版ビルドがプレイステーション3で動作することなどの改良点がある。
関連情報
■URL
ダウンロードサイト
http://jp.opera.com/download/
ニュースリリース
http://jp.opera.com/pressreleases/ja/2007/04/11/
■関連記事
・ 「短縮ダイアル」機能を搭載した「Opera 9.20」ベータ版公開(2007/03/29)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/04/12 12:34
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