米Googleによる米DoubleClickの買収発表を受けて、日本法人のダブルクリックは16日、日本のサービスへの影響などについてコメントを発表した。
ダブルクリックによれば、同社と米DoubleClickとの間には現在、資本提携がないため、ダブルクリックの資本構成への直接的な影響はないという。また、ダブルクリックと米DoubleClickとの間で交わされているライセンス契約は永続的かつ独占的なものであり、会社のオーナーが変わっても継続されるという。このため、ダブルクリックが日本国内で提供している「DART」などの製品やサービスに変更はないとしている。
なお、Googleが日本国内において広告配信技術領域でどのようなビジネス展開をしていくかは今後明確になるが、「検索連動型広告の最大手Google社との事業シナジーを検討していくことになる。その意味でも弊社としては今回の買収を歓迎すると同時に、今後も積極的に戦略的パートナーシップの道を探っていく」としている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.doubleclick.ne.jp/ir/pdf/20070416.pdf
■関連記事
・ GoogleがDoubleClickを31億ドルで買収(2007/04/16)
( 永沢 茂 )
2007/04/16 15:00
- ページの先頭へ-
|