USEN、250億円の第三者割当増資

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USEN、250億円の第三者割当増資

　USENは19日、約250億円の第三者割当増資を行なうことを取締役会において決議したと発表した。引受先は、ゴールドマン・サックスが出資するジーエス・ティーケー・ホールディングス・ツー合同会社（GSTK2）。USENの宇野康秀代表取締役社長（44.53％）に次いで、18.07％を保有する第2位の大株主となる。

　新たに発行する普通株式2,450万9,810株を、1株1,020円でGSTK2に割り当てる。発行価額の総額は250億6,200円。払込期日は5月11日。USENでは、今回の増資について、既存借入金の返済による有利子負債の圧縮が目的だとしている。発行諸費用を差し引いた248億6,000万円を、金融機関からの既存借入金の返済に充てる。

　なお、USENは19日、2007年8月期の中間決算（2006年9月～2007年2月）を発表した。連結では、売上高が1,556億3,400万円（前年同期比90.8％増）、営業利益が66億8,000万円（前年同期は4億1,500万円）、経常利益が37億2,200万円（前年同期は19億2,500万円の損失）、当期純利益が10億6,700万円（前年同期比175.6％増）だった。

関連情報

■URL
　第三者割当による新株式発行及び主要株主の移動に関するお知らせ（PDF）
　 http://www.usen.com/admin/corp/news/pdf/2007/070419_2.pdf
　 2007年8月期　中間決算短信（連結、PDF）
　 http://www.usen.com/admin/corp/news/pdf/2007/070419.pdf

■関連記事
・ USENが約301億円増資、宇野社長が引き受け（2006/07/25）
・ライブドア支援のUSEN、中間決算は4億円弱の損失～先行投資が収益を圧迫（2006/04/24）

（永沢茂）
2007/04/19 18:12

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