大阪府は18日、府の全職員の個人情報を誤って同府のWebサイトに掲載したことを明らかにした。同日14時から35分間、職員の個人情報が一般からもアクセスできる状態となり、削除するまでに25件の閲覧があったという。現在までに個人情報が悪用された事実はないとしている。
公開されていたのは2006年9月時点の事務分担表で、大阪府の全職員約14,000人の氏名、住所、役名、最終学歴、前勤務箇所などが含まれていた。大阪府によれば、高齢介護室に勤務する職員が、Webサイト上に報道発表資料を公開する際、誤って府職員の個人情報が記載された事務分担表ファイルを添付してしまったという。
この職員は2007年4月1日に高齢介護室に異動、それまでは都市整備部で人事事務を担当していた。掲載された事務分担ファイルは、職員が都市整備部に在籍していた際に入手したものだったが、都市整備部の職員が保有することは禁止されていた。大阪府では、職員の事情聴取を進めた後、処分を検討するとしている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.pref.osaka.jp/fumin/html/12600.html
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