ネットレイティングスは25日、2007年3月度のインターネット利用動向調査結果を発表した。家庭からのインターネット利用者は前年同月比で約500万人増え、4,577万人に達したことがわかった。同社は2000年4月にインターネット視聴率の提供を開始。過去7年間の利用者数の伸び率から算出すると、2008年夏に5,000万人を超え、2010年春には5,500万人に到達するという。
ネットレイティングスの萩原雅之代表取締役社長兼チーフアナリストは、「現在でも一定のペースで利用者数が増えているのは、初めてインターネットを利用する世帯の増加だけではなく、すでにブロードバンド回線が引かれている家庭内での利用人数が増えていることが背景にある。特に小中学生や50歳以上のシニア層などは、まだ普及する余地があり、全体の利用者数もしばらく増加傾向が続く」と分析している。
ネットレイティングスのインターネット利用動向調査結果は、「Nielsen//NetRatings」が提供しているインターネット利用動向調査サービス「NetView AMS」のデータに基づいたもので、家庭のPCからのアクセスデータをとりまとめている。調査パネルは、国内7,000世帯、2万人を有する。
|
過去7年間の月間インターネット利用者数の推移
|
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.netratings.co.jp/New_news/News04252007.htm
■関連記事
・ ネットレイティングス調査、家庭からのブロードバンド利用者数が70%に(2004/01/26)
( 増田 覚 )
2007/04/25 17:13
- ページの先頭へ-
|