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「Google Earth 4.1」ベータ版公開、Google Mapsとの連動機能など追加

Mac版でも3Dマウス「SpaceNavigator」をサポート

「Google Earth 4.1」ベータ版。ツールバーの右端のアイコンやファイルメニュー、キーボードショートカット(Ctrl+Alt+M)の操作によって、同じ場所をGoogle Mapsで表示できるようになった
 米Googleは9日、衛星画像地図ソフトの最新バージョン「Google Earth 4.1」のベータ版をリリースした。Windows版、Mac OS X版、Linux版がある。Mac版でも3Dマウスの「SpaceNavigator」をサポートしたほか、いくつかの新機能が追加されている。

 このバージョンの最も大きな機能追加は、Mac版でSpaceNavigatorをサポートしたことにある。SpaceNavigatorは、Logitechの子会社である3Dconnexionが販売している比較的安価な3Dマウスだ。Windows版ではGoogle Earth 4からSpaceNavigatorに対応しており、通常のマウスとは全く違った優れた操作環境を提供したことにより大きな話題となった。

 Google Earth 4.1のMac版では、インストールを完了し、SpaceNavigatorをMacにつなぐだけで利用を開始できる。なお、初めてSpaceNavigatorをMacに接続する場合には、3Dconnexion社のページからドライバをダウンロードする必要がある。

 Google Earth 4.1ではその他にもいくつかの追加機能がある。まず始めに気付くのは、起動時に表示されるヒントウィンドウだ。これはGoogle Earthの操作方法などに関して、起動するたびに簡単な説明をしてくれるもの。表示しないように設定することも可能だ。

 また、Google Earthが最初に表示する場所が、利用するロケールによって変わるようになった。これまではどのロケールを使用している場合でも、最初に北米大陸が表示されていたが、例えば日本語ロケールで使用している場合には、日本列島の画面からスタートするようになる。

 「Google Maps」との連動機能も追加された。ツールバーのいちばん右にある見開き地図のアイコンをクリックすると、Google Earthで開いてるのと同じ場所がGoogle Mapsで表示され、Webブラウザに表示される。

 そのほか、新たにサポートする言語としてポルトガル語、オランダ語、ロシア語、ポーランド語、韓国語、アラビア語、チェコ語が追加された。


起動時に表示されるヒントウィンドウ 3Dconnexionの3Dマウス「SpaceNavigator」

関連情報

URL
  「Google Earth」日本語サイト
  http://earth.google.co.jp/
  Google Earth掲示板の該当記事(英文)
  http://bbs.keyhole.com/ubb/showflat.php/Cat/0/Number/888739/an/SupportKML/page/0#888739
  3Dconnexionのニュースリリース(英文)
  http://www.3dconnexion.com/news/press/050907_MacGEsup.htm

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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/05/10 14:13

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