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最適な圧縮方法を自動的に選択する「WinZip 11 日本語版」


 コーレルは、ファイル圧縮ソフト「WinZip 11 日本語版」を25日に発売する。Standard版のパッケージが6,980円、ダウンロードが5,250円、ダウンロードアップグレードが2,625円。対応OSはWindows XP/2000。Windows Vistaには、7月リリース予定のアップデートプログラムで対応する。

 WinZip 11は、最適な圧縮方法を自動的に選択する機能を追加した。PPMdやbzip2形式など、ファイルに応じた圧縮ファイルを自動判別する。対応圧縮アーカイブ形式は「zip」「tar」「gzip」「compress」など。外部プログラムの追加で「ARC」「ARJ」「LZH」にも対応できる。また、WAVファイルの高圧縮を実現。データを劣化させることなく、従来の圧縮方式に比べて最大で半分のサイズにできるという。

 このほか、Linux環境で使用されることの多い.bz2拡張子の圧縮ファイルや、分割ファイルとして用いられることの多い.rar拡張子ファイルの解凍も外部プログラムなしで対応できるようになった。さらに、代替拡張子をサポート。セキュリティの関係上、システム管理者が.zip拡張子をブロック設定している場合、「.abc」のような仮想の代替拡張子を使用して、WinZipを自動的にその拡張子に関連付けることができる。

 WinZip 11では、Standard版のほかに、ZIPファイルのCD/DVD書き込み機能などを追加したPro版も用意する。Pro版では、ZIP内の画像ファイルをフルスクリーンやスライドショーで表示できるほか、タスクスケジュール機能、ZIPファイルのFTPアップロード機能を備える。ジョブウィザードで作業完了レポートやZIPファイルの自動メール送信も可能だ。価格はパッケージが9,980円、ダウンロードが8,400円、ダウンロードアップグレードが4,200円。


関連情報

URL
  WinZip製品詳細
  http://www.corel.jp/product/winzip/index.html

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( 野津 誠 )
2007/05/17 15:11

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