メディアエクスチェンジ(MEX)は18日、同社の吉村伸代表取締役社長の退任を発表した。新社長には、MEXの筆頭株主となった日本SGIの執行役員コンテンツ・プラットフォーム事業本部長の山崎里仁氏が就任する。
18日に開催した取締役会において内定した。6月28日開催予定の株主総会・取締役会において正式決定する。MEXでは、「今後のさらなる発展に向けて経営体制の一層の強化と充実を図るとともに、日本SGIとの業務提携の効果を早期に実現すべく、同社とのより一層の関係強化を図るため、新代表取締役を選任することとした」と説明している。一方、吉村氏は、日本SGIグループ全体のさらなる発展に注力するため、日本SGIの最高技術顧問に就任する予定だという。
新社長に就任する山崎氏は、リムネット事業部部長、インターネット総合研究所シニアコンサルタント、メディアサイト最高技術責任者(CTO)などを経て、2007年2月より日本SGIで現職に就いている。
MEXが18日に発表した2006年度(2006年4月~2007年3月)の決算は、売上高が21億9,100万円(前年度と変わらず)、経常利益が4,700万円(前年度比56.6%減)、当期純利益が5,000万円(同48.2%減)だった。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
https://www.mex.ad.jp/news/ir/2007_0518_1.pdf
決算短信(PDF)
https://www.mex.ad.jp/news/ir/2007_0518_2.pdf
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( 永沢 茂 )
2007/05/18 18:58
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