ライブドアは20日、子会社のメディアエクスチェンジ(MEX)の一部株式を、日本SGIに譲渡することを決議したと発表した。これにより、MEX株式におけるライブドアの持分比率は51.56%から20%となり、日本SGIがMEXの筆頭株主となる。
ライブドアでは、MEXからの申し出などを背景に業務および資本提携の見直しについて検討を進めてきたところ、日本SGIからライブドアとMEXに対し資本移動の申し入れがあったことから、株式の譲渡を決議。MEX株式の31.56%にあたる29,979株を、2007年1月31日に日本SGIに対して譲渡する。譲渡価額は31億4,779万5,000円(1株あたり10万5,000円)。
日本SGIでは、コンテンツ環境を総合的に支援する「SiliconLIVE!」ソリューションと、MEXの高品位IDCサービスを複合し、付加価値を高めたワンストップソリューションとして提供するとともに、新たに付加価値ソリューションを開発しビジネスを展開していくとしている。また、ライブドアでは、2005年11月に交わしたMEXとの業務および資本提携に関する基本合意書について、今後解消に向け協議を行なっているとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(ライブドア、PDF)
http://corp.livedoor.com/ir/pdf/news/20061220.pdf
ニュースリリース(日本SGI)
http://www.sgi.co.jp/newsroom/press_releases/2006/dec/mex.html
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( 三柳英樹 )
2006/12/20 19:14
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