総務省は23日、加入電話やIP電話など電話サービスの2007年3月末時点での契約数を公表した。電気通信事業報告規則に基づき、各事業者からの報告をまとめたもの。
加入電話およびISDNの契約数の合計は5,515万5,000件。前年同期比5.0%減で、減少傾向が続いている。内訳は、加入電話が4,815万9,000件、ISDNが699万6,000件。
IP電話の番号利用数は1,433万1,000件で、前年同期比25.1%増と増加傾向が続いている。内訳は、050番号が1,020万6,000件、OAB~J番号が412万6,000件。0AB~J番号が前年同期比189.8%増と大きく増加する一方、050番号については前期(2006年12月末)の1,040万4,000件から調査開始以来初めて減少した。
携帯電話とPHSの契約数の合計は1億169万8,000件(前年同期比5.4%増)となり、初めて1億件を突破。内訳は、携帯電話が9,671万8,000件、PHSが498万件。携帯電話の契約数のうち、第3世代携帯電話の占める割合は72.3%(6,990万9,000件)となった。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/070523_3.html
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( 三柳英樹 )
2007/05/23 18:33
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