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フィルタリングの普及に向けたアクションプランを6団体が発表


 インターネット協会など6団体は1日、フィルタリングソフト・サービスの認知率を高め、普及を促進するための行動プラン「フィルタリング普及啓発アクションプラン 2007」を発表した。

 今回、アクションプランを発表したのは、電気通信事業者協会、テレコムサービス協会、日本インターネットプロバイダー協会、日本ケーブルテレビ連盟、電子情報技術産業協会、インターネット協会の6団体。

 6団体は、インターネットの有害情報から子供を守る観点で、フィルタリングの普及促進を図ることを目的として、行動計画をまとめたアクションプランを2006年に策定。普及啓発活動の結果、フィルタリングの認知率は総務省の調査では66.1%に達するなど当面の目標は達成できたが、さらに認知率を2008年3月までに70%以上に高めることを目標として、新たなアクションプランを策定した。

 アクションプランでは、プロバイダー各社は自社サイト上にフィルタリングの紹介や解説ページを設置することや、契約申込書にフィルタリングの申し込み欄を設けるなど契約時にフィルタリングを周知することなどが挙げられている。同様に、携帯・PHS事業者は、フィルタリングサービスの認知度向上に向けた共同キャンペーンの実施、PCメーカーは個人向け製品へのフィルタリングソフトのバンドルや情報提供、フィルタリングソフトメーカーは利用実態調査や講演・セミナーの実施などを今年度の行動プランとして挙げている。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.iajapan.org/rating/press/20070601-press.html

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( 三柳英樹 )
2007/06/01 19:50

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