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米Ask.comは5日、アルゴリズムとユーザーインターフェイスを刷新した「Ask3D」を発表した。同日からこの新しいAsk3Dのユーザーインターフェイスに切り替わっている。
Ask3Dでは、検索結果を見やすくするために1つの画面に3つのパネルを収めたデザインを採用。左欄は検索範囲を広げたり、あるいはさらに新しい語句を示唆することによって検索を絞り込むための情報を提供する。通常の検索結果は中央欄に表示。既にあった「Binoculars(双眼鏡)」機能はさらに改良され、双眼鏡のアイコンの上にカーソルを置くと、そのWebページのプレビューがこれまでより50%大きく、また素早く表示されるようになった。さらにそのWebサイトで表示されるポップアップ数、ページがFlashで作られているかどうか、56kbps接続でロードするために必要な時間などが表示される。実際にWebサイトを訪問する前にかなりの情報がわかることになる。
右欄には、Webページに収まりきらなかったら種々のコンテンツを表示する。動画、画像、ニュース、ブログ、天気、音楽などだ。特に動画などはその場でプレビューできる。
トップページのデザインも大幅にシンプルになり、スキンを変更できるようになった。夏頃には、このトップページがさらにカスタマイズ可能になり、自分で画像をアップロードして背景に設定できるようになるという。
このようにさまざまなコンテンツがインターネット上にあるため、Ask3Dでは「Morph」という新アルゴリズムを採用した。これは検索語句によって最適なコンテンツを選び出すためのものだ。コンテンツにはWebページだけでなく、画像、動画、音楽、ニュースなどがあるが、Morphは検索語句に最も合ったコンテンツを選び出し、新しいユーザーインターフェイスの検索結果ページに反映する。Morphアルゴリズムは、これまでAsk.comが使用してきたエキスパートランクアルゴリズムと連携して動作するという。
今回の刷新についてAsk.comのJim Lanzone CEOは、「この新しいAsk.comはサーチ体験の完全な再定義である」と述べ、自信の程を示している。
関連情報
■URL
Ask.com(英文)
http://www.ask.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.irconnect.com/askjinc/pages/news_releases.html?d=120854
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・ 米Ask.com、データ豊富なローカル検索サービス「AskCity」を発表(2006/12/05)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/06/06 13:10
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