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日本のコンテンツ情報を国内外に発信、ポータルサイト開設


ジャパン・コンテンツ・ショーケース
 コンテンツ・ポータルサイト運営協議会は14日、日本のコンテンツ情報を国内外に発信するためのポータルサイト「ジャパン・コンテンツ・ショーケース」を開設した。映画や音楽など、8つのカテゴリから作品を検索し、情報を閲覧できる。利用は無料。

 ジャパン・コンテンツ・ショーケースは、日本のエンターテイメントコンテンツに関する情報を集積・発信することで、BtoBによるコンテンツ二次利用の促進を図る。また、国外のユーザーへも情報発信することで、日本のコンテンツのブランドイメージを強化する。サイトは日本語と英語で公開するほか、今後は中国語にも対応する。

 サイトでは、映画、放送番組、音楽、文芸作品、コミック、アニメ、写真/美術、ゲームといった8つのカテゴリーのコンテンツ情報を横断的に取り扱い、作品を検索することが可能。高精細画像データの取り扱いに関しては、画像保護技術等を採用した日本写真著作権協会の画像コンテンツ情報サイト「JPCA-GRAPHICA」と連携する。コンテンツの利用を希望する事業者は、会員登録を行なうことで、コンテンツホルダーの連絡窓口に関する情報を閲覧できる。

 なお、ジャパン・コンテンツ・ショーケースは、日本経団連のエンターテインメントコンテンツ産業部会を中心に検討が進められてきたもの。サイトの構築・運用は、コンテンツポータルサイト運営協議会の事務局であるNPO法人映像産業振興機構が担当する。また、サイト運用に必要な予算については、コンテンツホルダーである正会員、および日本経団連に加入している企業を中心とした賛助会員からの会費収入を柱とするほか、経済産業省や総務省、文化庁の支援も受けている。


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URL
  ジャパン・コンテンツ・ショーケース
  http://www.japancontent.jp/

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( 野津 誠 )
2007/06/15 13:05

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