Skypeは14日、「Skype 1.4 for Linux」ベータ版と、「Skype 2.6 for Mac」の修正版を発表した。両者とも通話音質が向上し、数多くのバグが修正されていることから、利用者はアップグレードすることが推奨されている。
Skype 1.4 for Linuxは4月26日にアルファ版がリリースされていたが、2カ月を待たずにベータ版が公開されたことになる。今回のバージョン(バージョン番号1.4.0.74)では通話音質が向上。具体的には、Skype独自のオーディオコーデックの搭載、会議通話ミキサーの改善、Skypeオーディオプレプロセスコンポーネントの向上などがある。
そのほかの新機能としては、Mac OS版とWindows版で既に搭載されている着信転送機能の搭載、動くエモティコンなどが追加された。それ以外に報告されているだけで54個のバグが修正されている。
Skype 2.6 for Mac(バージョン番号2.6.0.148)では、Linux版と同様に通話音質が向上している。そのほか、ローカライゼーションが改善されたほか、チャットに関係する3件のバグが修正されたことが報告されている。
関連情報
■URL
「Skype 1.4 for Linux」ベータ版ダウンロードページ(英文)
http://www.skype.com/download/skype/linux/
「Skype 1.4 for Linux」変更ログ
http://share.skype.com/sites/ja/2007/06/15/skype_for_linux_1.4.0.74.html
「Skype for Mac」ダウンロードページ(英文)
http://www.skype.com/download/skype/macosx/
「Skype 2.6 for Mac」変更ログ
http://share.skype.com/sites/ja/2007/06/15/skype_for_mac_2.6.0.148.html
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/06/15 15:04
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