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米Microsoft、コンテンツマッチ広告「Content Ads」のベータテスト開始


 米Microsoftは30日、コンテンツマッチ広告「Content Ads」のベータテストを米国の広告主に向けて開始したと発表した。Content Adsは既に限定的なパイロットテストを行なっており、テストの範囲を拡大したことになる。

 Content Adsは、Webページの中にコンテンツの文脈と連動したテキスト広告を表示するもの。広告主は、広告を表示するためにキーワードに対して入札する形をとる。こうした形式の広告は既に米Google、米Yahoo!などの広告がよく知られており、Microsoftが広告分野に進出するために不可欠なビジネスとなる。

 現時点でContent AdsはMicrosoftが保有する限られたMSN関連サイトに表示されるにすぎない。MSN Lifestyles、MSN Travel、MSN Money、MSN Tech & Gadgets、Windows Marketplaceなどである。

 Microsoftはこれまでに行なってきたパイロットテストの結果として、高品質の広告を維持できていると考えている。収集したデータによれば、ほとんどの広告主が検索エンジンのキーワード連動型広告と比較し、クリックに対するコンバージョンレートとコンバージョンあたりのコストがほぼ同じと認められるという結果が得られている。

 今後同社では、サイトターゲティングやサイトエクスクルージョン、高度なレポートなどの新機能を発表していく計画で、同時にテスト自体の規模も拡大していく予定だ。


関連情報

URL
  Microsoft adCenter公式ブログの該当記事(英文)
  http://adcenterblog.spaces.live.com/Blog/cns!85E824269AB8C30D!515.entry

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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/08/31 11:48

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